仕事術

部下の指導を自己流でやってない?シンプルで効果的な5つの質問を使いこなそう

部下指導を自己流でやってない?シンプルで効果的な5つの質問をしてみよう

嫌な上司に嫌な言い方された…。どうしてああいう対応しかできないんだろう。

先輩は言葉足らずで全然何が言いたいのかわからないし、指導も雑。

職場の人間関係でこんな気持ちになったこと、ありませんか?

上の人か不適切な対応をされると、イライラするし気持ちも沈んでネガティブな気持ちになりますよね。

しかし、逆のパターンを考えたことはありませんか?

逆とはつまり、「自分が先輩として部下や後輩に適切な指導ができているか否か」です。

よほどの新入りでない限り、あなたは誰かにとっての部下であり、他の誰かにとっては上司であることでしょう。

あなたが上司に対して抱いている感情は、あなたが部下から抱かれている感情とは違うと果たして言い切れるでしょうか?

もちろん、優しく接しているとか相談に乗ってあげてるとかだけでは、職場の関係として十分ではありません。

部下や後輩の悩みや苦しみを汲み取って導いてくれる上司や先輩こそ、尊敬され好かれる人格者といえるでしょう。

適切な指導を行えば、部下や後輩から信頼を得られるだけでなく、力を引き出して全体に貢献することができます。

本記事では、そんな部下や後輩に対して積極的に使いたい「5つの質問」をまとめました。

「シンプルイズベスト」といわれるように、シンプルで基本的な質問にこそ効果が見込めるものです。

まずは、この5つの質問をあらゆる場面で使いこなせるようにして、部下や後輩の力を適切に引き出せるようになりましょう!

使い勝手の良い、効果的な質問5選

「どう思う?」

「新しい仕事に主体的に挑戦してもらいたいとき」に使いましょう。

やらされている感を軽減し、仕事の質を上げることができます。

例えば、部下や後輩に仕事を頼むときに「〇〇やって」とだけ指示すると、どう思うでしょうか?

相手は「〇〇さんに言われたからやる」と、他人事として仕事をすることでしょう。

嫌な仕事だったらなおさら「やらされている感」が強くなるはずです。

ですので、このようなときはその仕事について「あなたはどう思う?」と意見を聞くようにしましょう。

そうすることで、自分で考えることによる主体性が生まれるだけでなく、「一緒に考えている」という共存関係も作ることができます。

意見を聞いた後は肯定するのも忘れずに!

「まず、何から始める?」

「相手の行動を促したいとき」に使いましょう。

行き詰っている部下の最初の一歩を踏み出す手助けができます。

部下や後輩が悩んで考え込みがちなタイプの場合、どうしても初動が遅くなりがちです。

そんな時は、相手の行動を促す質問を投げかけましょう。

「まず、何から始める?」と問いかければ、「〇〇から始めます」と相手は答えることでしょう。

もうすこし具体的に踏み込みたいときには、始める時期についても問うと、さらに行動を促すことができます。

仕事を頼み指示する立場である上司や先輩が最初の一歩をフォローすることで、スムーズに仕事を促せるようになりますよ。

誰だって不安を抱えているから、手を差し伸べてくれる人がいたら心強いよね!

「さすがだね、どうやったの?」

「相手の行動をほめたい」に使いましょう。

相手が喜ぶと同時に、成功要因も共有することができます。

部下や後輩をほめたいときには「よくやったね」と一言かけるのが一般的でしょう。

このとき、ほめるのに加えて「どうやったの?」と「成功した方法」を聞いてあげてください。

質問された相手は自分の行動を振り返って、成功要因を探り出し説明しようとします。

相手がうまく考えをまとめて説明できれば、「成功できた理由」が明るみになり、成功事例に変わります。

「成功した理由」を職場で共有し、今後に活かすことが可能になります。

褒めることで部下のモチベーションをアップさせ、かつチーム力を向上させられる、ちょっとした一工夫の質問です。

成功できたのには必ず理由がある!うやむやにしないこと!

「君ならどうする?」

「職場の不満や愚痴に対処したいとき」に使いましょう。

起こった物事を「自分ごと」として捉えてもらうことができます。

「人員削減で仕事の負荷が増えている」「無茶な目標を設定された」…。

職場での愚痴や不満は避けたくても、なかなか避けられないのが現状です。

部下から職場に対する愚痴や不満が出てきたときは、問題を他人事から自分事に切り替える質問を投げかけてみましょう。

「君ならどう対処する?」、この質問を投げかけると相手は改善案を出さざるをえなくなります。

「自分ならどうするだろう?」「自分ならどうしたい?」かを考えてもあれば、建設的な意見も出てくるようになります。

不満や愚痴が多い人には、問題を自分事にする質問が効果的といえるでしょう。

ただ不満や愚痴を垂れ流すだけじゃ生産性がなくてもったいない!

「もし、〇〇だったらどうするかな?」

「行き詰まりを解決してあげたいとき」に使いましょう。

自分の凝り固まった視点から離れて、別視点で考えられるようになります。

部下が悩んで行き詰っているときは、「思考の制約」を外せるような質問をしてみましょう。

部下にとって尊敬している人、好きな芸能人、その道に精通している知り合い…。

「もし〇〇さんだったらどう考えて、どう行動するかな?」と質問してみましょう。

実際はあり得ない話でも、部下はその対象となる人でイメージすることでしょう。

それがきっかけで、新しいアイデアや考え方が生まれてくることもあるのです。

主観じゃできることに限界がある!

おわりに

本記事では、部下に使いたい効果的な質問を5つ紹介しました。

  • 主体的に挑戦させたいとき:「どう思う?」
  • 行動を促したいとき:「まず、何から始める?」
  • 成功要因を共有して相手を褒めたいとき:「さすがだね、どうやったの?」
  • 不満や愚痴に対処したいとき:「君ならどうする?」
  • 行き詰まりを解消させたいとき:「もし〇〇だったら、どうするかな?」

その場の状況に応じて適切に使い分けて、部下の背中を押してあげられる頼もしい先輩になりましょう!