内向型を知る

【無理して喋るな】内向型が会話上手になるなら聞き上手を目指そう

【無理して喋るな】内向型が会話上手になるなら聞き上手を目指そう

自分から積極的に発言したり、いろんな話題を振ってきたり、声もリアクションも大きい人っていますよね。

素直に「自分はこんなふうに話すのは無理だ」と思ったことありませんか?

もしあなたが内向型人間なら、正解です。

外向型の人ならともかく、内向型の人がマネしようとしても、無理です。黒歴史になります。

決して内向型の人に根性がないからではないです。

明らかに内向型の特徴を活かしたコミュニケーション方法ではないからです。

そんな内向型の人には、「聞き上手」を目指すことをオススメします。

「聞き上手」とは、ただ人の話を聞けばいいということではなく、相手に気持ちよく話をさせる聞き方をする人のことです。

「聞き上手」になれば、あなたの発言する割合が2割でも相手は「会話上手な人だな」と思ってくれるようになります。

自分に向いているやり方で、相手に好印象を与えることができたらめちゃくちゃ楽ですよね?

「聞き上手」になって、相手から「この人と会話していると楽しい」と思われるようになりましょう!

「内向型ってなに?」「自分は内向型かも…?」という人は、こちらの記事で診断してみてくださいね。

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会話において内向型が秘める3つの強み

内向型は「人を笑わせるような話をしないといけない…」「たくさんしゃべらないといけない…」「いろんな話題を思いつかないといけない…」と悩みがちです。

ですが、それは勘違いです。少なくとも、内向型はそのような話し方を目指す必要はありません。

まずは、なぜ内向型は「聞き上手」になる素質があるのか?

3つの理由をみていきましょう。

しゃべりが苦手だから相手に多くしゃべらせる

内向型人間は、喋るのが苦手であるのは事実です。

なぜかというと、興味の対象が「自分の内」に向けられているからなんです。

外向型は興味の対象が「自分の外」であるため、様々な人や場所・物と触れ合うのを好みます。

一方、内向型は興味の対象が「自分の内」であるため、自分のアイデアや感情、印象を探るのを好みます。

そのため、外向型はみんなと一緒にいる時間を好みますが、内向型は自分一人で過ごす時間を好みます。

外向型のほうがみんなと一緒にいるぶん会話慣れしていきますから、内向型が会話に苦手意識を持つのは仕方がないことなのです。

実際、内向型:外向型=2:8とも言われており、この社会はお喋り好きな人が大半です。

つまり、あなたが人と話す時は大抵あなたよりもお喋り好きな人と話すことになります。

そうすると、「聞き役」に回ったほうが適役だということがわかりますよね。

相手は話すのが好きで、あなたは話すのが苦手。

無理に相手と同じレベルでおしゃべりしようと張り合わずに、最初から役割分担して聞き手に回りましょう。

言葉をえらんで話すから信頼を得やすい

外向型は「考えながら話す」性質がありますが、内向型は「考えてから話す」性質があります。

外向型はあまり深く考えずにすぐ話すのに対して、内向型はじっくり考えてから話します。

「なかなか話したがらない」という欠点はありますが、同時にそれは「発言に責任をもっている」という強みでもあります。

つまり、「適当でその場しのぎの発言はしない」という特徴があるのです。

内向型人間が考えに考えて発する言葉は、深みがあります。

一生懸命頭の中で考えてから結論を出すので、信頼を得やすいのです。

相手の気持ちに配慮するのが得意

内向型の特徴として、「物事に対して敏感」というのがあります。

「他人に嫌われること」や「他人に迷惑がかかること」に対して人一倍慎重になります。

また自分自身も傷つきやすいので、人から怒られたり悪口を言われたりすると、ずっと頭の中に残ってひきずってしまいます。

会議や話し合いですぐに自分の意見をバンバン言う人もいれば、なかなか意見を言い出せずにためらっている人もいますよね?

もちろん筆者は後者だったのですが、あれは「変な意見を言って笑われたら恥ずかしい」「人と異なる意見を言って別の発言者を傷つけたくない」といった心の動きをするからなんです。

このようにみると欠点のように思われがちですが、「物事に対して敏感」ということは「相手の気持ちがよく分かる」「相手の気持ちを汲み取って配慮できる」ということでもあります。

相手に思いやりがない人や傷つく言葉を平気で言う人は、間違いなくみんなから嫌われますよね。

内向型の人は他者の痛みを理解しやすい特徴があるので、思いやりのない言動は避ける傾向があります。

また、思慮深いので相手の気持ちを一生懸命くみとろうと考えます。

このように、内向型の人は「物事に対して敏感」であるために、「他者の気持ちを理解」する能力に優れており、「相手の気持ちに配慮した言動」をするのが得意なのです。

「聞き上手」にはぴったりの性質ですよね。

相手主体の会話にしよう

内向型が「聞き上手」になれる素質が十分にあることはわかりましたね?

では、実際にどういうアクションをとれば「聞き上手」になれるのでしょうか。

「相手主体」の会話にするためのコツを説明します。

相手のペースに合わせよう

一般的に、人は自分のペースに合わせて話を聞いて欲しがっています。

つまり「相手にどれだけしゃべらせるか」によって、あなたに対する相手の好感度は変わってくるのです。

「この前さあ、渋谷歩いてたら芸能人の〇〇がいたよ」

「へー。そういえば私もこの前原宿で芸能人の××見かけたよ」

「あ、そう。んで、声かけてサインもらおうと思ったんだけど結局勇気でなくて声かけられなくてさ…」

「最近だと芸能事務所によってはプライベートでサイン渡すのは禁止のところも多いらしいよ」

「あ、うん…」

会話が広がっているようにも見えますが、相手は明らかに会話を楽しめていません。

なぜなら、あなたが相手の「話の横取り」をしているからです。

「〇〇に会った」話をしているのに「××に会った」話をかぶせてきたり、「勇気がでなくて声がかけれなかった」話をしているのに、「最近の芸能事務所は~」とウンチクをかぶせてきたり…。

先ほどの会話を、このように変えてみたらどうでしょうか?

「この前さあ、渋谷歩いてたら芸能人の〇〇がいたよ」

「えっ!そうなの珍しいね!それからどうしたの?」

「声かけてサインもらおうと思ったんだけど結局勇気でなくて声かけられなくてさ…」

「えー!もったいない!」

「うーん、そうおもったんだけどプライベートっぽかったから邪魔したら悪いかなあて思ってさ」

「あー、そう考えると仕方ないよねえ」

後者のほうが会話がはずんでいますよね。

なぜかというと、相手の発言に対してちゃんと共感して聞き役に徹しているからです。

相手の話に共感しながら話を進めることで、相手のペースを守ることができています。

相手が話したいように話をさせる、相手のペースを守りながら話を進めるように意識してください。

リアクションをしよう

相手は、自分の話す内容に対してリアクションを求めています。

勿論、求めているのは肯定的でかつ心のこもったリアクションです。

聞く側のリアクションが薄くて適当だと、話す側もつまらなくなってしまいます。

自己表現が苦手な内向型ではありますが、大げさなリアクションをとる必要はありません。

小さくても確実に、リアクションをとるようにしましょう。

具体的には、以下の通りです。

目を見開きながら「うそ、びっくり!」

何回もうなずきながら「そうそう、そうなんだよ!」

前に少し乗り出して「え、どういうこと!教えて」

後ろに少しのけぞって「えー!そうだったの?」

大きくうなずいて「うん、そのとおり!」

言葉だけではなく体を使ってリアクションをすると更に有効です。

また、「さしすせそ」の相づちも参考になります。

さ=さすがですね

し=しらなかったです

す=すてきですね

せ=センスがありますね

そ=それはすごいですね

上手にちゃんとリアクションをとれば、たとえあなたが本当に口下手でも相手には会話上手に見えてきます。

共感している言葉だけを投げかけるのではなく、感情をこめてリアクションをとるように心がけましょう。

相手に対して好奇心を持とう

ジョージ・メイソン大学 心理学者トッド・カシュダンらの実験です。

実験内容

初対面の被験者と5分だけ会話します。

その時、相手との共通点ではなく相違点について関心を示して質問するようにします。

結果

被験者からみた相手の性格は、「ユーモアがある」「話好き」など好意的な印象が挙がった。

相手への好奇心が強い人は、相手へ好印象を与えることができます。

つまり、相手への好奇心が強いと色んな人と仲良くなれるチャンスが増えます。

相手の話を興味なさそうに「へえ」と流すか、「えっ!?」と好奇心を示すかで、あなたへの印象は変わってきます。

「この人は自分に興味・関心を持ってくれる」と分かると、相手はあなたに心を開きやすくなります。

ぜひ「相手の関心事」を重視して会話を進めてください。

相手の変化に対する質問をしよう

「もしかして髪切った?」「最近メイク変えた?」

このような微妙な変化を他人から気付いてもらえると、人は嬉しいものです。

「相手の変化」に対する具体的なコツや会話例は、以下の記事で詳しく説明しています。

こちらも参考にしてみてください。

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根掘り葉掘り聞くのはNG!

勘違いして相手になんでも質問攻めにする人がいますが、ダメです。

聞き上手とは、相手が話したがっている話題を引き出す人

根掘り葉掘り聞く人は、相手が話したがっていない話題まで引き出そうとする人

両者を比べると、相手に対する思いやりが全然違いますよね。

聞き上手になるための前提は「相手の気持ちを考える」ことです。

相手が気持ちよく会話できるようにしなければ、それは聞き上手とはいえません。

「話題に困ったから」「沈黙が怖いから」といって無理に話題を深堀りするのではなく、あくまで相手がどんな話をしたがっているかに着目して会話を進めてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

会話のコツは奥深いようにも感じますが、基本はいたってシンプルで「相手の話をよく聞く」ことです。

相手の話を聞いたり反応したり変化に気づいたりしていれば、自然と話はつながるし盛り上がるようになりますよ。

もちろん、相手ばかりに話をさせるのではなくて2割は「話し手」になる必要があります。

2割は、自分のことを話して「自己開示」してみましょう。そうすることで相手はあなたに同情したり共通点を見つけたりするので、二人の距離感がぐっと近づくようになりますよ。

聞き上手になるためのコツを実践して、相手に会話上手だと褒められるようになって自分に自信をつけていきましょう!