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自己主張が苦手でも飲み会をスムーズにやんわり断るコツ【例文40個付】

自己主張が苦手でも飲み会をスムーズにやんわり断るコツ【例文40個付】

「飲み会誘われるのめんどくさい。できるだけ穏便に、ストレスフリーに断りたい」と普段から思っていませんか?

下手に断ったら先輩や上司から冷めた目で見られて、今後の仕事に支障が出るかもしれません。

かといって、無理して参加したら先輩や上司に無理やり飲まされて翌日二日酔いで出勤する羽目になるかもしれません。

このような板挟み状態になってしまうと、もはや飲み会のお誘いがくるだけでイラっと来てしまいますよね。

この世には自分にとって「価値のある飲み会」「価値のない飲み会」の2つがあります。

そして、今あなたの頭を悩ませているのは「価値のない飲み会」のお誘いでしょう。

あなたがもうこれ以上行きたくない飲み会に振り回されたくないと思うのなら、上手に飲み会を断れるようになって、自分の自由に使える時間を手に入れましょう!

本記事では、

「価値のある飲み会と価値のない飲み会の判断基準」
「飲み会が無駄である理由」
「飲み会を断れるようになる考え方」
「飲み会を断るテクニック」

について説明していきます。

価値のある飲み会ってなに?

石原さとみさんとの交際で一躍話題となった、前田裕二さんの著書「人生の勝算」にこんなエピソードがあります。

前田さんは大学卒業後、晴れて大手の証券会社に就職しました。

朝5時出勤をして意欲的に働きますが、営業電話をかけても誰も通話に出てきてくれません。その結果、営業の成績はほとんど最下位。

悩んだ挙句、当時営業成績が良かった先輩に「どうしたらお客さんから電話に出てもらえるんですか?」と相談します。

「今夜一緒付き合え」と先輩に言われて前田さんが連れていかれたのは、夜の繁高級料理店やクラブ。先輩は前田さんを「顧客の接待」に連れて行ったのです。

先輩は誰よりも場の盛り上げ役に徹し、お客さんを喜ばせていました。

先輩は帰りのタクシーで前田さんに「前田はプライドが高い。仕事はゲームだ。ゲームで勝つにはルールがある。まずは、お客さんとのコミュニケーションの接点を増やせ」とアドバイスします。

それ以降、前田さんは藤井さんの教えに従って、お客さんの接待に加わりました。

ほぼ裸でアイドルソングを踊ったり歌ったりして、飲みの席でバカをやり切りました。

その結果、営業電話をかけると顧客が出てきてくれる確率が飛躍的に向上しました。

そして飲みのお誘いや営業の指名も増え、営業成績を上げることに成功したのです。

…さて、このエピソードからあなたは何を感じましたか?

「裸踊りまでして営業成績をあげたくない」と思った人は多いかもしれませんね。

このエピソードでの着眼点は、

「先輩が前田さんを飲み会に誘ったのは『営業成績を上げるために前田さんは何が足りないのか』を教えるためであり、そして前田さんが先輩の飲み会に参加したのは『営業成績を上げるための方法』を学ぶためだった」

ということです。

この飲み会を通じて、前田さんは「誰に仕事を頼みたいか?という判断をする場面では、知識量ではなくて人情や愛嬌といった人間的な要素が最後の決め手になる」という学びを得ることができました。

ただ愚痴や不満を吐いて日ごろの鬱憤を晴らすための飲み会には目的意識がありませんよね。

でも、上司や先輩に相談したい・アドバイスが欲しいと思ったのなら、それは目的意識のある飲み会です。

このことから、自分にとって価値がある飲み会・価値がない飲み会を判断する基準は以下の通りです。

  1. その飲み会に対して目的意識があるか
  2. 飲み会の相手は、自分が尊敬できる相手か
  3. 飲み会の相手は、自分が素直に感情を表現できる相手か
  4. その人とは初めての飲みの席であるか

 

あなたがもし飲み会に誘われたとき、この3つの条件に照らし合わせて該当するかどうか考えてみてください。

①②③に当てはまるのであれば、それは「価値のある飲み会」である可能性が高いです。

はもしかしたら「価値のない飲み会」かもしれませんが、とりあえず行ってみる価値はあります。

親睦を深めるきっかけにもなりますし、もしかしたら新たな気づきが得られるかもしれませんよ。

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価値のない飲み会に行くだけ無駄な理由

一方で価値のない飲み会には、残念ながら無駄がいっぱい詰まっています。

どれだけ無駄なのか、具体的に見ていきましょう。

金の無駄

行きたくない・やりたくないものにお金を支払うって、めちゃくちゃ無駄ですよね?

自分で稼いだお金を、どうして気の向かないことに使わないといけないのでしょうか。

そもそも、退社しているのに職場の人間関係を穏便に保つために飲み会にいかないといけないのって、残業と一緒ですよね?

むしろ残業はお金がもらえるからまだいいです。飲み会残業はお金がもらえるどころか、お金がすっ飛びます。

少数との飲み会なら奢ってもらえる可能性もありますが、大人数の飲み会だとお金は確実にとびます。

あまりにも不幸なシステムです。

時間の無駄

時間の無駄

「家に帰ったら〇〇のゲームしたかったのに…」「早く帰って家族サービスしたかったのに…」

自分の自由な時間を奪われた気分になりますよね。

時間は有限です。会社勤めならなおさらです。

また、飲み会の席は仕事への愚痴や不満、個人への陰口が飛び交う場所でもあります。

そのしょうもない愚痴を延々と聞かされ、ストレスのはけ口にされるのはたまったものじゃありません。

虚しくなってきます。

体力の無駄

体力の無駄

飲み会は体力を使うスポーツです。

騒いで盛り上げたり、先輩に気を使ったり、むちゃぶりに応えたり…。

仕事で疲れて、飲み会で疲れて、へとへとで帰宅して寝落ちして、次の日また出勤。

仕事に悪影響しかないし、会社のためにもならないですよね。

食事の無駄

食事の無駄

飲み会の席ってついつい飲みすぎたり食べ過ぎたりしますよね?

お酒は糖質が多いし、食事は脂っこいものが多い。

それでもお酒の席でノリが悪い人間は嫌われますから、無理やり食べたり飲んだりせざるを得ません。

その結果、将来肥満になったり、糖尿病や肝臓病になる可能性が上昇してしまいます。

心だけではなく体も壊してしまう恐ろしいイベントです。

これだけ無駄なのにどうして断りにくいのか

飲み会を断れない理由

これだけ飲み会が無駄だと理屈で分かっていても、いざ断るとなると戸惑ってしまうのはなぜなのでしょうか?それは、

  1. 他人から悪く思われるかもしれない恐怖
  2. 他人を傷つけてしまうかもしれない恐怖

 

という感情があなたのなかにあるからです。

私たち日本人には協調性を重んじる風潮がありますよね。

そして「飲み会を断る」という行為は、簡単に言えば相手への拒絶です。

協調性を重んじる私たちにとって、断るという行為は協調性を断つ行為であり、大きなストレスとしてのしかかってしまうのです。

断る勇気をもつには?

断る勇気を持つには?

では、断るという行為に向いていない私たちが、断る勇気を持つためにはどうしたらよいでしょうか?

「私たちは他者の期待を満たすわけに生きているのでない」

このような考え方をしてみましょう。

行きたくない飲み会に参加する、この行為によってあなたは先輩に「いいやつだ」と認められるかもしれません。

ですが、そのようなその場しのぎの承認欲求を満たしてもあなたは幸せではありませんよね?

本当は行きたくない飲み会に参加するよりも、自分の時間を自由に使えるほうが幸せですよね?

ユダヤ教の教えに「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、一体誰が自分のために生きてくれるだろうか」というものがあります。

ちょっと飲み会に当てはめるのは大げさだと思うかもしれませんが、相手の顔色ばかりうかがって行動していても幸せにはなれません。

もちろん、あなたが飲み会を断ったことでよく思わない先輩も一定数いることでしょう。

ですが、それは先輩の人生であり先輩が解決するべき問題です。

飲み会に断られたからといって傷ついてしまうのは、先輩の人生観の問題であり、あなたのせいではありません。

他人から悪く思われるかもしれない・他人を傷つけるかもしれないと思ったときは、「自分は他者の期待を満たすわけに生きているのではない」と考えて断る勇気を持ちましょう。




飲み会を荒波立てずに断る大原則

飲み会を断る方法

先輩は先輩、自分は自分とはいえども、飲み会を断るときにできるだけ相手に配慮する努力は必要になってきます。

自分が幸せになるためには、他人への思いやりは不可欠ですからね。

ここからは「自分にとって価値のない飲み会に対してスムーズかつやんわり断るにはどうしたらよいか」について説明していきますね。

冒頭に感謝、締めに代案

冒頭に飲み会に誘われたことに感謝していること、締めに「別の機会だったら行けますよ」という意欲を表現してください。

たとえ1ミリたりとも感謝してなくても、「本音と建前」はきちんと区別しましょう。

「誘っていただきありがとうございます。申し訳ないのですが、〇〇のため参加できません。次回は参加させていただきます」

「大変ありがたいのですが、本日は〇〇なので参加できません。〇曜日は厳しいのでまた別の曜日に誘ってください」

例文のように「感謝・理由・代案」セットで返事をするのが鉄則です。

そうすれば、相手を傷つける可能性はぐっと低くなりますよ。

断る頻度のルールを決めよう

飲み会行きたくないとはいえ、全ての飲み会を断っても人間関係が穏やかに済む魔法の言葉はありません。

断れば断るほど、あなたの人となりや信頼の株は下がります。

週に1回くらいなら行く、金曜日なら行く…など、自分の価値観やライフスタイルに照らし合わせながらルールを決めましょう。

どうしても連続して飲み会に行きたくない場合は、その都度言い訳を変えるのではなく、

「〇〇kgまで体重を落とさないと健康診断で引っかかるから飲み会は控えたい」

「〇月の試験まで資格勉強に専念したい」

など、一貫した理由を打ち明けましょう。

早めに返信しよう

相手を不愉快にさせたくないのなら、返事を引き延ばすのはやめましょう。

飲み会のお誘いに対してその場で答えが出せない場合、「予定を確認するので少し時間をください」と一旦保留にするのは悪いことではありません。

ですが、相手にも都合があります。あなたが参加するかしないかが分からないために、飲み会の段取りが進まない場合もあります。

断りにくくてつい返事を保留にしてしまう気持ちはわかりますが、人間関係をこじらせないために、できるだけ早く返信するようにしましょう。

飲み会の上手な断り方(例文付き)

飲み会の断り方 例文

あなたは「嘘も方便」ということわざの意味を知っていますか?

「事がスムーズに運ぶためには嘘が必要なときもある」という意味なのですが

まさしく自分が飲み会に行かずに済んでかつ相手が飲み会に断られても傷つかないようにするためには、嘘も必要です。

「あなたとはめんどくさいので飲み会に行きません」なんて言ったらいろんな意味でアウトですよね?

飲み会を断る際に便利なテンプレートを用意したので、参考にしてください。

家族系

  • 子どもが熱を出したので病院に連れて行かないといけないんです
  • 子どもの容態が心配なので今日は早く帰りたいです
  • 子どもと遊ぶ約束しているのですみません
  • 子どもが怪我してしまったようなので早く帰ります
  • 妻(夫)が熱を出したので、自分が子供のごはん作らないといけないんです
  • 妻(夫)の機嫌が最近悪いので、参加は厳しいです
  • 前もって妻(夫)に言っておかないと、めちゃくちゃ怒られます

趣味系

  • サークルの集まりがあるので難しいです
  • これからジムの予約をとっているのですみません
  • サークルの活動が夜からあるんです
  • 野球観戦のチケットが当たったので行かないといけないんです
  • SNSで知り合った人とオフ会があるから行けません
  • もうすぐピアノの発表会があるので練習しないといけないんです
  • 副業の締め切りが今日までなんです

予定系

  • 今日受け取らないといけない荷物が家に届くんです
  • エアコンの修理業者が今から家に来るんです
  • 大学時代の友人の誕生日会があるのですみません
  • スマホがおかしくなったんで、今からau行かないとヤバいんです
  • 今から結婚式の打ち合わせがあるんです
  • 親が遠くから遊びに来てくれてるんです
  • これから恋人とデートがあるんです
  • これから女性と食事があるんです
  • 大型テレビが届くんで立会いをしないといけないんです
  • その日は有給で少し遠出をするので厳しいです
  • 旅行に行く予定があってその日は地元にいません

体調系

  • 医者から酒を止められているので控えます
  • 病院の検査が近々あるのでやめときます
  • これ以上太るのを医者から止められているんです
  • 今ダイエットしているのですみません
  • 昨日の二日酔いが残っているのでやめときます
  • 今から歯医者の予約があるんです
  • 昨日2時間しか寝てなくてヤバいんでおとなしく帰ります
  • 生理痛がひどいので、やめておきます
  • 頭がフラフラするのでもしかしたらインフルかもしれません
  • 胃もたれがひどいので参加は厳しいです

仕事系

  • 明日提出の資料締め切りが迫っているのですみません
  • 明日は出勤が早いので控えます
  • もうすぐ昇進試験があるので勉強に集中したいです
  • 仕事でミスしてしまったので、今日中に解決したいんです

まとめ 自分のなかに明確な基準をつくろう

飲み会を断る方法 まとめ

あなたの中に飲み会を断る明確な基準や考え方があれば、飲み会を断るかどうかでくよくよ悩む時間も少なくなっていきますよ。

一昔前は「飲みにケーション」だとか言って飲み会がもてはやされていましたが、今はSNSでも「飲み会の無駄さ」に気づいている人達をいっぱい見かけますよね。

「飲み会に行きたくない」という感情は、何も恥ずかしかったり後ろめたかったりするものではありません。

とうとう経団連も「終身雇用の崩壊」を認め、会社は個人を守ってくれない時代へと突入しています。

会社に媚びへつらうために飲み会に参加するよりも、飲み会を断った時間で勉強をしたり趣味に没頭したりしたほうが人生豊かになりますよ!

自分にとって価値がない飲み会はさっさと断って、のびのびと自由な時間を確保していきましょう!


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