仕事術

職場の陰口は使いようによっては薬になるがコツがいる

職場で陰口を言うにはコツがある!正しい陰口の叩き方はズバリこれ!

「あいつ業績いいからって最近調子乗ってるよね」
「あいつだけ上司に気に入られてんの意味わかんないしムカつく」

「陰口を言う人嫌い」「陰口言われるの嫌い」と思う人は大多数でしょうが、それと同時に「つい陰口を言ってしまう」という人も多いのではないでしょうか?

ついつい酒の席や仲間内で陰口を言ってしまって自己嫌悪していませんか?陰口言うの止めたいと思っても止められずにいませんか?

確かに陰口は他人を傷つける卑怯な行為です。そのような陰口は今すぐにもやめるべきでしょう。

ですが、陰口のなかにも人を助けたり信頼関係を構築したりする「良い陰口」が存在するんです。

どうせつい陰口を言ってしまうのなら、いっそのこと「良い陰口」を言ったほうがお互いのためにいいですよね?

人間関係にプラスの影響を与える正しい陰口の使い方を知って、上手く陰口をコントロールできるようになりましょう!

陰口を言ってしまう理由

嫉妬

嫉妬

嫉妬は、厄介でありながらもメジャーな感情です。

おそらく、今まで他人に嫉妬したことがないという人はいないのではないでしょうか?

基本的に、嫉妬という感情は自分が欲しいものを相手が持っているときに発生します。

例えば、子供が自分にはできない逆上がりができるとしても別に嫉妬しないですよね。

なぜかというと、それは「あなたが欲しいと思っているもの」ではないからです。

ですが、自分と同じ年代の人に完璧な恋人がいたり、年収が高かったりすると嫉妬しますよね。

「素敵な恋人がいる」「年収が高い」、これこそ嫉妬してしまう人が本当に欲しいと思っている欲求です。

「嫉妬」とは、本来は自分が欲しいものは何かを明確にしてくれる素晴らしい感情なんです。

ですが、嫉妬の感情を利用して陰口を叩く人には、いつまでたっても嫉妬の有効活用はできません。

嫉妬の感情を利用して前向きに努力すればいいのに、現実と向き合う勇気がないため、代わりに憧れている人のあら探しをして叩くのです。

なんだかもったいない人ですよね。

優位に立ちたい

優位に立ちたい

相手の陰口を言うことで、相手よりも自分が優位であることをアピールしようとします。

実際に陰口を言う傾向がある人は不安を抱えやすい傾向があります。

不安になりやすいため、「自分は〇〇さんよりも優れている」という主張をしないと居ても立っても居られないのです。

そのため、相手の評価を下げて自分の評価をあげようとするわけです。

また、陰口を言う人は自分の小さなプライドを守りたいがために、人の幸せや成功を素直に祝ったり喜んだりすることができません。

これも、他人が自分よりも優位に立っている現実を認めたくないからです。

結果、自分の評価を上げたいがために陰口を言うのに、他人からは「小物」「器が小さい」というふうに見られてしまうのです。

悲しすぎませんか?

自分が正しいと思ってる

自分が正しいと思ってる

相手が間違っていて、自分は正しいと思っている人が多い傾向にあります。

陰口を一緒に共有している人が自分の意見に共感してくれると、自分の正しさが証明されたような気がして安心できます。

そのため、悪びれる様子もなく平気で人の陰口をバンバン言うことができるのです。

また厄介なことに、自分の陰口に共感してくれなかったり批判されたりすると、今度は共感してくれなかった人を逆恨みするようになります。

そして、今度は共感してくれなかった人の陰口を別の人と共有して、自分の正しさが証明されるまでひたすら陰口を拡散し続けるのです。

おそろしい…。

大半は悪い陰口だけど…?

陰口を言ってしまう理由、3つ挙げただけでも十分すぎるぐらい人間の嫌な側面を見た気分になりますよね。

このように、陰口は言ったところで「百害あって一利なし」のようにもみえます。

ですが、実は使いようによっては「一利」あるのが海外の研究で判明しているのです。

「陰口」の良い使い方なんてあるの?

…なんだか気になりますよね。

これから正しい陰口の使い方について、説明していきましょう。

陰口を正しく叩く方法

結論から言うと、下記の2つのポイントを押さえた陰口こそが正しい陰口の使い方になります。

他人を助けるための情報共有

事実に基づいた消極的な陰口

順番にみていきましょう。

他人を助けるための情報共有

他人を助けるための情報共有

カリフォルニア大学バークレー校の研究によると、「向社会的行動に基づく陰口は他人に良い影響を与える場合がある」ということが判明しています。

「向社会的行動」とは、他人に対して助けたり、積極的な態度を示したりする行動のことを指します。

つまり、「他人を助けたいという目的がある陰口」は、他人を良い結果に導く効果があると科学的に一部認められているのです。

例えば、こんな会話はどうでしょう?

「〇〇先輩から今度サシで飲まないかって誘われたんだよね、結構尊敬してる人だから楽しみだわ」

「そうなんだ。俺も部長とサシで飲みに行ったことあるんだけど、結構お酒が入ると豹変する人なんだよね。

普段はいい人なんだけど、店員に横暴な態度とったり自慢話を延々と続けたり吐くまで飲んだりしてさ…。

正直二度と一緒に飲みたくないって思ったよ。〇〇も考え直して断ったほうがいいかもよ」

尊敬している〇〇先輩から飲みに誘われて喜んでいる人は、「〇〇先輩が酒を飲むと豹変する酒癖の悪い人」という事実を知りません。

このまま何も教えずに飲みに行ってしまったら、先輩の扱いに大変な思いをするかもしれないし、先輩への尊敬の念が目の前でガラガラと崩れ落ちてしまうことでしょう。

それを防ぐためには、多少嫌な気分にさせてしまうかもしれないけれども「先輩が酒を飲むと豹変する酒癖の悪い人」である事実を今教えてあげるしかありません。

この場合、「情報を共有することで他人を助けたい」という目的がありますよね。

「この情報を相手に与えることによって相手が助けるかもしれない」と思ったのなら、勇気と思いやりをもって陰口を使いましょう。

事実に基づいた抑えめな陰口

消極的な陰口

オランダにあるフローニンゲン大学の研究によると、ある人が他人のうわさ話をすることで、友人関係になる可能性が高くなる傾向がある」ことが判明しました。

例えば、

「私に対してだけかもしれないんだけど、〇〇先輩って機嫌良い時と悪い時の差が激しい気がするんだよね」

「あ、実は私もそう思ってた!私だけじゃなかったんだ~よかった~」

といった具合です。

うわさ話をすることで「この人は私を信頼しているから話すんだ」と思わせることができますし、新たな発見を生むことができます。

お互いに共感が生まれれば、親睦を深めることができるのです。

ここで気を付けるべきなのは、あくまで「抑え目な陰口」であることです。

いくら事実に基づいていたとしても、陰口が過激すぎると

「〇〇先輩って私に対して機嫌良い時と機嫌悪い時の差激しすぎんだけどマジああいうのウザいわ。どっかの部署に飛ばされればいいのに」

「あ~…(先輩に対してウザいと同意するのはためらわれて言葉に詰まる)」

というふうになってしまい、相手が引いてしまいます。

相手を感情的に罵倒するのではなく、事実に基づいて控え目に陰口を言うのがポイントです。

やりすぎには注意

もちろん「他人を助けるため」だとか「人間関係を深めるため」だとかいって、やりすぎると逆効果になります。

実際に先ほどのフローニンゲン大学の研究で、「うわさ話の頻度が高い社員は職場でほとんど友達がいない」という研究結果が出てしまいました。

当然っちゃ当然ですよね。そんな八方美人に信頼なんて寄せることはできません。

陰口を言うのは、本当に必要なときだけに留めてください。

また、情報共有して人を助ける目的を装って…

そんな事実はないのにまるでその人が発言したかのように吹聴する

あなたとその人の関係を壊すためにわざと言う

このような手の込んだ陰口を叩いては絶対にいけません。

これはクズのなせる業です。何も考えずに陰口を言いふらしている人よりも悪質です。

戦略的とか頭が回るとか決してそんな勘違いをせずに、今すぐ滅んでください。

まとめ

あなたが今言いたくてうずうずしている陰口は「人にプラスの影響を与えてかつ客観に基づく抑え目な陰口」ですか?

もしそうならば、言葉や話し方を選びながら他人と共有しましょう。

逆に「人にマイナスの影響を与えてかつ主観に基づく過激な陰口」ならば、今すぐ押し黙りましょう。

他人を傷つける陰口は、結局あなたの評価を傷つけるだけです!

自分に跳ね返ってきて、惨めな思いをするだけですよ。

今まで皆さんが口にしてしまった陰口がどちらの部類に属していたのか、今一度振り返ってこれからは「人のためになる陰口」だけを発するようになりましょうね。